目の異常! がんの振り返り #6
2026.07.09
2017年。
私は未分化大細胞型リンパ腫(ALCL)ステージⅣと診断されました。
「余命6か月。」
そう告げられたところから、私の人生は大きく変わりました。
抗がん剤治療、再発、脳への再発、さらに造血幹細胞移植。
何度も「もうダメかもしれない」と思いながらも、多くの方々に支えられ、今もこうして仕事を続けています。
しかし今回、私に新たな試練が訪れました。
それは「左目」です。
実は4年前から始まっていた異変
左目がおかしいと思い始めたのは約4年前(2021年)です。
アドセトリスという抗がん剤治療をして副作用と戦っているときです。
視界の半分ほどが白くかすみ、まるで曇りガラス越しに景色を見ているような状態でした。
病院では診察のたびに、
「リンパ腫の影響かもしれませんね。」
と言われるものの、決定的な診断には至りませんでした。
「様子を見ましょう。」
その言葉を信じ、私も右目が見えていたことから、仕事を優先しながら生活を続けていました。
移植後、一度だけ奇跡が起きた
2025年、年末に造血幹細胞移植を受けた後、不思議なことが起きました。
あれほど白く見えていた左目が、驚くほどクリアになったのです。
「ああ、やはりリンパ腫と関係していたのかもしれない。」
そう感じました。
病気が落ち着けば、目も良くなる。
そんな希望を持つことができました。
再び白くなり始めた左目
しかし今年3月頃から、また異変が始まりました。
今度は半分ではありません。
視界全体が少しずつ白くなっていったのです。
眼科では、
「ぶどう膜炎かもしれません。」
という診断で点眼薬による治療が始まりました。
私は毎日欠かさず点眼しました。
それでも、まったく改善しませんでした。
そこで医師から、
「リンパ腫の細胞が目の中に入っている可能性も否定できません。」
と説明を受けました。
眼の中の細胞を採取する生検も必要になるかもしれない。
そんな話が進み始めていました。
