奇跡のバックホーム、そして自分の人生 #04
2026.06.25
先日、あらためて「奇跡のバックホーム」の話を見ました。
横田慎太郎さん。
若くして大きな病と向き合いながら、それでも最後まで野球を愛し、全力で生き抜いた方です。
あのバックホームは、ただのファインプレーではない。
私はそう思っています。
あれは、
「人生の最後まで、自分の役割を果たそうとした姿」
そのものだったのではないでしょうか。
実は、私は横田さんの話を他人事として見られません。
なぜなら、自分自身も病と向き合ってきたからです。
体が思うように動かない。
しびれがある。
これまで当たり前にできていたことが、当たり前ではなくなる。
先のことを考えると、不安になる日もある。
経営の苦しさとはまた違う、
自分の身体と向き合うという現実があります。
私はこれまで、
行政書士として独立し、
地域密着で事務所を育て、
新しいことに挑戦し、
トラックビジネスで大きく勝負し、
成功も、危機も経験してきました。
会社の数字が苦しい時は、知恵と根性で乗り越えられる。
でも、自分の身体だけは、気合だけではどうにもならない。
そこに初めて直面しました。
そんな時、横田さんの姿を見ると、胸に迫るものがあります。
「なんで自分なんだ」
きっと、そう思ったことがあったはずです。
私も、そう思ったことがあります。
でも同時に思うんです。
人生って、何が起きるか分からない。
だからこそ、
何が起きても、自分らしく投げ続けるしかない。
横田さんのバックホームは、まさにそれでした。
完璧じゃなくていい。
以前の自分と同じじゃなくていい。
それでも、自分の持てる力で前にボールを投げる。
私は今、そういう生き方をしたいと思っています。
経営でも、仕事でも、人生でも。
病気になって分かったことがあります。
健康な時には見えなかった景色がある。
人の優しさ。
家族のありがたさ。
仲間の存在。
今日、普通に歩けることの価値。
当たり前だと思っていたことが、実は奇跡だったんだと気づきます。
「奇跡のバックホーム」
あれは特別な選手だけの話ではないのかもしれません。
私たち一人ひとりにも、それぞれの“バックホーム”がある。
苦しい時でも、痛みがあっても、不安があっても。
それでも、自分の人生のバックホームを続ける。
横田慎太郎さんに、そんなことを教えてもらいました。
私は、まだ生き続けます
