奇跡のバックホーム、そして自分の人生 #04

奇跡のバックホーム、そして自分の人生 #04

先日、あらためて「奇跡のバックホーム」の話を見ました。

横田慎太郎さん。

若くして大きな病と向き合いながら、それでも最後まで野球を愛し、全力で生き抜いた方です。

あのバックホームは、ただのファインプレーではない。

私はそう思っています。

あれは、
「人生の最後まで、自分の役割を果たそうとした姿」
そのものだったのではないでしょうか。

実は、私は横田さんの話を他人事として見られません。

なぜなら、自分自身も病と向き合ってきたからです。

体が思うように動かない。
しびれがある。
これまで当たり前にできていたことが、当たり前ではなくなる。

先のことを考えると、不安になる日もある。

経営の苦しさとはまた違う、
自分の身体と向き合うという現実があります。

私はこれまで、

行政書士として独立し、
地域密着で事務所を育て、
新しいことに挑戦し、
トラックビジネスで大きく勝負し、
成功も、危機も経験してきました。

会社の数字が苦しい時は、知恵と根性で乗り越えられる。

でも、自分の身体だけは、気合だけではどうにもならない。

そこに初めて直面しました。

そんな時、横田さんの姿を見ると、胸に迫るものがあります。

「なんで自分なんだ」

きっと、そう思ったことがあったはずです。

私も、そう思ったことがあります。

でも同時に思うんです。

人生って、何が起きるか分からない。

だからこそ、
何が起きても、自分らしく投げ続けるしかない。

横田さんのバックホームは、まさにそれでした。

完璧じゃなくていい。
以前の自分と同じじゃなくていい。

それでも、自分の持てる力で前にボールを投げる。

私は今、そういう生き方をしたいと思っています。

経営でも、仕事でも、人生でも。

病気になって分かったことがあります。

健康な時には見えなかった景色がある。

人の優しさ。
家族のありがたさ。
仲間の存在。
今日、普通に歩けることの価値。

当たり前だと思っていたことが、実は奇跡だったんだと気づきます。

「奇跡のバックホーム」

あれは特別な選手だけの話ではないのかもしれません。

私たち一人ひとりにも、それぞれの“バックホーム”がある。

苦しい時でも、痛みがあっても、不安があっても。

それでも、自分の人生のバックホームを続ける。

横田慎太郎さんに、そんなことを教えてもらいました。

私は、まだ生き続けます

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